古来より、玉(ぎょく)は単なる石ではなく、天地の精気が凝縮したものとされてきました。その温かく、柔らかな光沢は、触れる者の心を穏やかに鎮めます。
私たちが蒐集する装身具は、長い歳月を経て、持ち主の肌の温もりを記憶しています。それは、歴史そのものを身に纏うという、静かで贅沢な体験です。
沈香の幽玄な香り、古木の枯淡な味わい。そこに、鮮やかなトルコ石や瑪瑙(めのう)が加わることで、静けさの中に生命の息吹が生まれます。
異なる素材が互いを引き立て合う様は、自然界の調和そのもの。職人の手仕事と、時間の経過だけが作り出せる、唯一無二の景色をお楽しみください。
朱、碧、黄。古びた色彩には、時を経たものだけが持つ深みがあります。小さな在銘の玉や、愛らしい形の装飾は、かつての持ち主の遊び心を感じさせます。